ファーストインプレッションの会とかそういう

こう何人かの好事家でそれぞれ気になる盤を持ち寄ってその場で初めて聞くってのをしたいな と思った やっぱ人によって聞くポイントとか違うし参考になるもんな 前は結構新譜自慢の会みたいな飲み会が多かったんやけどあれは楽しかったなあという思い出 結構音源のどこを聞いてるかってのは気になるとこで自分なんかは音楽の構造はわからんからサウンドとその組み方というか音韻じゃなくて音響の方の構造 っていうと録音とかの難しい話もまたできないし何をどう作ってどう聞かせたいかが気になるってのはなんて言えばいいんだろな ああだめだこれは長くなる話だ あとにしよう

 

はい最近のお気に入り

あんまいいたかないとこだけどもっと有名にならんかな これで再生回数万行ってないってどうなのよ!!


ZA FEEDO 「だとしたら」MV

いまだにapple musicの運用に悩むみなさんへ

私も悩んでます どうしましょう 

久しぶりに本棚を買って床に積んであったCDを詰め込んでたんだけどもああこれはどこそこのブックオフで買ったな ああこれはあそこのブックオフの100円棚 こっちはディスクユニオン あ〜これはゲオだなって意外と覚えてるもんだけどそういう楽しみが付随してしまう分フィジカルで買うのからなかなかサブスクに移行できなかったんだな 思い入れとかもいいけどそれはそれでそん時の気分でネットで聞けようが買えばいいじゃんってなった だいたいなんかサブスク系のサービス使って有効にブログ書いてる人見つかんないんだよな探してないからだけど ほとんどがサービスに文句言っててあれがないこれがないってさ それはそういうサービスなの そう俺はこういうサービス ほんでもってそういう人らの年間ベストとか見るとトップが宇多田ヒカルです!!!とかなのはさすがに萎えるわ そういう感じならツタヤ行くのがめんどいってだけでしょ 週一でツタヤ通って10枚1000円で新譜から5枚旧譜から5枚とかってマイルール作って借りてるようなバカが入ってこそのサービスでしょ はい私がバカです まあそれも人それぞれだからいいけど 返却しなくていいってだけでも入る価値あるしね まあ一つだけ文句があるとしたらフィジカルに出てる情報は全部載せてくれっていう そんな難しいもんかね サブスクはともかくせめてデータで買った時はそれ必須で欲しいよな 

 

はい ほいだら最近の超お気に入りルイスコール

何この人ほんと最高 サンダーキャットとかとも絡みがあるのね全く知らなんだ


Thinking (live sesh) - Louis Cole

平成終わってますか?

長過ぎた残暑 長過ぎた彼女の睫毛の面影 がもたらす長過ぎたピートの余韻 長過ぎたあの曲のイントロ 長過ぎた午睡 長過ぎた平成 がもたらす長過ぎた昭和の後ろ髪 長過ぎた無言の時間 長過ぎた海岸線 がもたらす長過ぎた青春の終わり 長過ぎた退屈を生きる皆様にお伝えたいしたいことはひとつだけ ご機嫌は いかが? 

とど下手くそなパロディだ 平成が終わるな〜なんて思ってたらその前にジャニスはなくなるわ菊地成孔の粋な夜電波は終わるわでもう世紀でもまたいだかのような感覚 ジャニスは通ってた当時全く知らなかったがいろいろ扱ってるアイテムとかグレーだったとか批判もあったようで それにしてもとにかく刺激的な音源を探す若造にとっては宝島 またディスクユニオンやらとちがって親切にもスタッフが帯まで書いてくれちゃって 月に1回やら2回バイト代でもって20枚だか30枚だか借りてたっけ エレクトロニカだってノイズだってあるし辺境派なんて棚あんのもあそこだけだったし あいや渋谷タワレコ5階もあるか まあそんなとこ通うっつのな まあ個人的には店内の空気が淀み過ぎててアレルギー鼻炎が発症してつらいのつらくないのってあの静まった店内でくしゃんくしゃんしてるのが恥ずかしいっての まあ多分数百枚分ぐらいのお世話になったってことは今自分のライブラリの確実に一角以上を占めてるし後で書い直したのもあるなあ また帰りに土地勘ないからって適当に入った店で毎回食うのが定番になっちまって カロリーってあの定食屋 あの辺知らんかったけどカレーの激戦区なのな 学校も多いし楽器屋街も通るけど今思えば学生があんまいるように思えなかったな 都内の学校ってそんなもんなんかしら ああそういえばヴィレバンもあった どうにも出不精だからふらりと知らない店入るの苦手で都内に出かけるってもジャニスとカロリーとビレバンあとディスクユニオン よーく通ったのに不思議と思い出がないとこだ 当時からSNSでもあったら余計なお出かけ増えたかも知らんな 

 

ほいでよ 最初の段に戻るけども粋な夜電波 いやーまさか打ち切りとは たしかに異常に面白かった状態が異常に続いてただけでその水準じゃないにしても求められてるものを提供してる番組だと思ったのはファンの色眼鏡だったのかしらね この番組ばっかりはほんとに心酔てな状態だったけどもやっぱりネタが強い 心理学 整体 海外 セックス グルメ そしてなにより音楽 極上の音楽 文章だけだとこの人デカダンだと思われがちなんだろうなんだけどやっぱ喋りがもう芸だしなによりその熱狂や様々なものへの愛を感じるのがそこなんだよなあ まあビュロ菊会員だから秘密クラブ的に楽しめるし番組終了以来投稿が多いのが嬉しいしな またどっかでやってくれることを期待 いろいろリアルタイムで逃してきたけど伝説の番組を聞けた 最後を見とった というのは貴重な体験だったな ありがたし 番組全回分ローカルに保存したからもしここにたどり着いて音源欲しい人は言ってくれよな まあ優秀なサイトもあるしいねえと思うが さて次は水曜wantedでも聞いてみるか 平成は終わるがキャラバンは続く 音楽をとめるな!

 

以下脈絡なく最近のお気に入り


Kaho Nakamura - Kittone! [Official Music Video]

モダンポリリズム講義メモ22

第38回

小錦

タランティーノ

・ミヤネ屋関

 「5」ゲット後の世界

・お待たせしました「7」の導入

・「TP-1 故障せよ」(いい曲名)

・7を4で割る

・mistrada orchestraのmistrada

・1拍5連の4拍子〜1拍2連の7拍子 が往復

 ・字面で見て超ムズく見える けどやってみると意外と楽 ?

モダンポリリズム講義メモ21

第37回

StepIV 「5」ゲット後の世界

・4x5クロス(のビート)を与えられたラッパー

・ラッパーにはグリッドが(おそらく)ない 

・再々度microhpne tysonから

 ・歌詞カードから文字数の分析

 ・QNパートの4から5 5から4 そこからの崩れ美

  ・(詳細な分析が長く動画で見ないとわからないなこれは)

 ・OMSBパート

  ・5を「ゆがみ3連」ととらえた6連メイン

  ・しかし「5」である感覚

  ・クラップをいれたのは今から思えば親切すぎた ないほうがラッパー毎のリズム感の違いが顕著になったはず

・ラップは器楽とポエトリリーディングから発生し 器楽よりも下に見られてきた

・いまでこそ器楽はラップを参照すべきなんではないか という状況にきている

 

QNパートの分析とかたいへんな見所があるんだがこれは文章化できねえな

モダンポリリズム講義メモ19

第35回をこれから見るんだけどいやしかし先はなげーな

第35回

・SeasonIV 「5」ゲット以降の世界

・やや「今ジャズ」がらみ

・ロバートグラスパー「black radio」が2013年

・今ジャズ=ネット的な言葉遣い

・昔はスイングやビバップ以降はモダンジャズ

ポストモダンジャズという語彙

・sam crowe「towards the centre of everything」から「circle」

 ・「5」へのトライと「5」へのエラーが同時に発生している

 ・トライ(アレンジメント・作曲)*クロス志向ではない(5連、5拍子をオーガニック志向、ヒッピー感?)

  ・注:ヒッピー感は価値観の一つでディスりではなくヤリマン感巨根感童貞感などと同列(笑)とのこと

 ・エラー(アドリブに限界:壁がある)

 ・作曲からは5拍子の情報がない(4拍子5連が強く出る)

 ・アドリブになると5拍子になっている(1拍を4連でやるボキャブラリーしかない状態でやっている)

 ・ソロで使われているフレーズがオーセンティックなもの つまり4単位のもの(5の言語になってない)

  ・5でできるプレイヤーは世界的にみても絶無(当時) できるとしたら日本人が得意だがそれはまた別の話

  ・バロック初中期(コードの生成ほかジャズのルーツのひとつともいえる)以降音色も話声も爆発的に発達した

  ・が オーセンティックなフレーズに関してはそれがない

   ・ごく稀な例外があり よくある話であるが超有名人 それがマイケルブレッカーとウィントンマルサリス

    ・ふたりのポリリズムはいまだ咀嚼されていない(ので救い上げなければならない)

 ・リズム構造のポリリズミックなものはここまでの講義をみていれば組むことは可能なはず

 ・下部構造としてのリズム は作れるようになっている が上がポリ化されていない

 ・アドリブは和声の進行・メロディーもあるがリズム感がないと駆動しない

 ・今新しいリズムに対応したアドリブラインを引けるのは新しいリズムが体内にある奏者に限られる

  ・坪口昌恭のヤバさ(自由自在ぶり わからない人にはなにがすごいかもわからない)

   ・基本4だがそれを分割する能力がすごい(second report from iron mountain のcircle/lineを聞こう)

 ・ところが

  ・これを軽々と飛び越えているものがある それがRAP

  ・最初は遊び、おもちゃだと思われていたもの

  ・そもそもジャズもストリートのもので現在大学での教育対象になった(同じようにラップもそうなるかもしれない)

   ・現状ジャズが無教養ではできないに近い

  ・RAPの可能性をアドリブに転用することもできるのではないか

 ・上部構造の改革はコスパが悪い

・次回RAPの文字数と意味との縛りとの関係性とアドリブへの転用可能性

今回めちゃくちゃ面白かったな

モダンポリリズム講義メモ18

前回タイトルもナンバリングも間違えた てかなんか書いてないあいだも日に3回ぐらいのアクセスあったっぽいのに再開すると0になるのなんなんまじなんなん別にいいけど

第34回

・step3 「5」のゲット最終回

・おさらい

 ・4x5クロス(外骨格)派手

 ・1拍5連のゲット(内骨格)地味

・とにかく全部みてください菊池©️

・second report from iron moutainから

 ・microphone tyson 4x5クロス(外骨格)

 ・uncommon 5連の4拍子(内骨格)

・5連の4拍子はdcprgでは初の試み next stepが地味になる というのは当人のお気に入り

・microphone tysonでQN 5拍子、OMSB 4拍子でとってる

・QNは1小節清算ではなく回り込んでる

 

 

ほんとさ 嘘だから

超冗談だから すげーいい曲だな!! 近田春夫ってなんかちょっと世代的に前の人でなんか食わず嫌いしてたけど(てか表題曲以外は80年代っぽさが溢れ過ぎてて正直苦手だけど)こんないい曲やるんだなあびっくり なんつっても楽しそうなのが一番いいよなあ 「超冗談だから ほんとさ 嘘だから」って若者が歌ってたら気障だな〜ってなるんだろうけどこの人がいうと含蓄に感じてしまうのはなんなんだろな それにしてもPVだっせー!!!! 再生回数すくねー!!!!


近田春夫「超冗談だから」MV(short ver.)

飽きた

飽きた ってか忘れてた完全に こういうのは飽きてからが面白いのよね 最近は今更Beckの去年出たアルバムがすげーいい!うおおおお!!ってなってる これほんとこれまんますぎない?って引用みたいのが多くて楽しいんだけどそういう指摘してる人も見かけないし自分が勝手に似てると思ってるだけなんだろか 表題曲colorsのビートとか尺八?風シンセとかのメロもプロディジーみたいに聞こえるし seventh heavenのギターづかいとかコーネリアスを意識してるとしか思えない dreamsとかはMGMTやらfoalsの香りがするし そういう音作りがbeckだよと言われれば真面目に追ってきたわけじゃないしそうなのか〜となるけども とにかくどれもいい曲で挙げた3曲は特にお気に入りだけど他にもI'm so freeとかNo distraction、Square oneってグッドバイブス〜〜って感じだ もっと話題になってるもんかとも思ったけど極度にいい具合のアルバムって意外と盛り上がらんよなあ どっか尖ってるほうが話題にしやすいというか そういう点で引用のうまさが尖ってるなと思ったけどどうなんだべ


Beck - Colors

バンド楽しい

ザゼンボーイズのコピバン楽しい〜〜〜!!! それはそうとさすがapple musicというか 毎年itunesに追加される曲数が1200から多くて2500ぐらいだったのが今年だけでもう3000を超えてきた まあ今までも全部聞けてきたわけじゃないけどさらに聞けてないなガハハ 最近聞いたのだとlion sphere、Parcels、HONNEがよかった あとPrepの新作EP the internetの新譜は先行シングルがすごくよかった割には〜って感じ

バンドを抜けた

そうそう2週間ぐらい前に バンドで延び延びになってた新年会やるか〜ってとこで「店決まりました明日何時〜」「了解〜 でバンド抜けることにしました」っつって いやあ胃が痛い飲み会だった メンバーは特に理由も聞かずちょっとこれ以上は続けられなくてってことで抜けさせてもらった 助かった 今まで軽音サークル関連でコピバンばっかりやってたからバンドやめるとか特に意識もなく自然消滅ばっかりだったし なんにしろ好きな曲やれてれば苦にならなかったしな あ〜昔サークルのメンバーともオリジナルやってたっけ ライブハウスにこそでなかったけど サークル内ではなかなか好評だったけども 楽しくもあったしメンバーとは今も仲がいい けども曲を作るって行為に対する意識がどうにも噛み合わなかった それこそジャムセッションで自然と曲のパーツが出来て なんて話はプロのインタビューでごまんとある それを読んでたらそう作るもんだと思ってしまうのも無理はないのかもな そんなジャムセッションがまず出来るか?出来てるか?ってのはサークルレベルでは無理な話 結局サークルではなくライブハウスに毎月出るようなバンドでもその意識はあんま変わらないんだなっていう リーダーが持ってきたメロディーとコードじゃかじゃかに各パート肉付け って楽しいか? それを聞かされる方はなおさらだ そんなとこにキメをいれるのはダサいとか思わないのか? サビ前にはブレイクが欲しい?? それ以前に決めることがあるんじゃないのか このバンドはこういう曲こういうニュアンス、トーンとマナーとか なんとなくのノリで?? 今まで何を聞いて何に感動して楽器を手に取ったのか?? そんな聞き方は決してしなかったから自分も悪いんだけどせめてメロディー優先でUSよりはUKっぽく とかそれなら他の曲も合わせるとかハズすとか 完全に頭でっかちだけども自分にはそういう部分がないと創作っていう行為に思えなかった てめえの技量も全くねえのにこういう部分だけ頭が固い 治らないだろうしそれでいいと思う そうただただ演ってる曲がつまらなかった 合わなかった そんな理由をメンバーに明かせるはずがなかった 音楽性の違いで解散とかってどうせ仲違いのことだろみたいに思ってたけどほんとにあるんだなと思った もっと早くやめたかったが義理もあるし続けてしまったのがまずかったな なんて暗い日記だ 別に書かなくていいような日記でもあるがせっかくだしまあそういう日もあるということで

振り返りの大事さ

年に何千曲と聞いてる(聴けてるとはいえない)状態でまあ毎年ベスト50曲とかって思いつくしプレイリストつくったりずっとやってたんけどなんかのはずみで今まで作ってたここ数年のプレイリストを消してしまったようでショック 唯一残った去年2017のベストをここ数日聞いてるんだけども癒しがすごい 癒されるような曲ばかりでないのに ああこの曲あの時期よく聞いたなあとか もっかい作り直そうかな〜

tricotの新曲がそりゃもういい

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前から気にはなってたしちょいちょい聴いてはいたけどハマれてなかったのが今回の曲はすんごいこれ ここ数日こればっかり聴いてる ttngとかとツアー回ったなんて情報も見てたけどこりゃもう完全にマスロックの有名どこと遜色ない(曲の良し悪しとかじゃあなくて緻密さの点で) 何よりリードギターがすごい そんでもってアンサンブルが過去の曲と比べても複雑味と一体感がすごいどうしちゃったんだ急に イントロとかchonか?と思うぐらいだし どちらかというとアップテンポめな曲が多い印象だったけどこういうのがガチッとハマるんだな すごく言い方悪いけども出始めの頃はかわいい人らがちょっと奇をてらった曲で人気出たかななんて言ってて けど女王蜂なんかもそうだけど曲の落とし所ができて来たというか常道を取り入れた上で新しいものができてるってのがすんごい ポイントで言ってもサビ前のハウリンググリッチ的なディレイとかなんでだれもやってなかったのかってぐらいの仕組みは簡単なのにもう激エモって語彙消失のアツさがほら コード進行も行ったり来たりの解決しなさが今まで鼻につきそうだったメンヘラみとあいまってこうグッとくる 言えば言うほど野暮というかアホになってしまうな 

ceroの新譜が出たぞ〜〜〜〜!(ちょっと前に)

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apple musicにceroなかったからどうせ入ってないやろって期待してなかったんだけど旧作とともに入ってて小躍り と半月ぐらい前の話題だと自分でももう古い話題だなって思ってしまうな あの名作3rdからの期待は相当なものだったと思うがしかしすごい完成度(月並みすぎる感想) けど全然ハマれねえ 魚の骨鳥の羽根はすごいローテしてるけども ceroの特に3rdのなにが良かったかっていうとこのメロディーがもうとてもたまらなくいいとかの突出したなにかじゃなくて作詞作曲演奏アレンジのクオリティーとディアンジェロやらニューチャプターやらアフリカンポリリズムやらへの目配せ・語彙のクオンティティの両立で総合得点的にってことだと思うんだけど違うんかしら 最大公約数的に多くの音楽ファンの心にフックがかかったというか それらを含めてさっき書いたような要素を含んでて音楽性が高い(この言い回しこそよく使われるけどもなんなんだ音楽性って 半分嘲笑として使われてもおかしくないと思うがいまだに使われる謎の形容詞だ)から聴いておかないと 捨て置けないぞと 気張ってないクールさとで音楽メイニアたちのわかってるぜ欲求にもジャストフィットだったという邪推 各要素の咀嚼と完成度の高さは耳馴染みの良さから一聴だに伝わってくと思うんだけども黒人的クールネスってある意味単調さも持つからある意味での弱さでもあるよなあ そういう意味では2ndのマウンテンマウンテンだとか大航海時代とかのグッとくる アツいアレンジとかメロがねえあれはよかったな どっちを繰り返し聞くかとなると3rdからの曲だったりするのがまた難しいんだけども それはそうと普通こういうサウンド重視してますよ系のバンド(ひどい言い草だ)って歌がうまくなかったり無個性めだったり(決してWONKとかD.A.Nの悪口ではない)するんだけど高城氏の声は特徴もあってちょっとした危うさもあって魅力的(古谷徹氏と声似てるとずっと思ってるんだけど気のせいかしら) なんにせよ作品とかバンドに対する期待ってのは厄介なもんだなと どうしてもこういうバンドには変化を求めてしまったりそれは完全に自分のせいなんだけども 

 

POLY LIFE MULTI SOUL (通常盤)

POLY LIFE MULTI SOUL (通常盤)

 

 

春なのか夏なのか

暑いよもう 昼休み仕事場を抜け出して車で昼寝する勢としてはこの日差しはもうつらいぞ それはそうと葉桜並木にAPOGEEの新譜があうことあうこと 仕事でよく通る道なんだけどわざと通りたくなってしまうようだな APOGEEの好きなとこはシンセを打ち出しながらもバンド感のある楽器の音 音量バランス アレンジ どれも好ましい すごく気を使ってると思う 今回のアルバムもtrack1の「Coral」からEDM風イントロでうわーこのバンドまでEDMかと思いきやそれっぽいフレーズは淡く遠い音像で設置しててそこに生々しいよってぐらいのハイハットからリズム隊の導入でおおこれだよこれやっぱりそうなんだよってめちゃくちゃうれしくなるんだよな アルバムの1曲目ってのがまたいいんだ おれたちはこういう音を出すんだってのを1曲目で表明する これが効くとそのままアルバムに入り込めてしまう number girlの諸アルバムがそうだったように 録音とライブは別物ともいうけど録音に意識が向いてるバンドってのは出したい音のイメージが固まってるってことだしそれがライブにも活きないわけがない 個人的にパーティーチューンで盛り上がるバンドも嫌いじゃないけどうわーって盛り上がって聞くのがあんまり好みじゃないってのもあるけど出したい音が見えてるバンドはその音像と生演奏での拮抗が緊張感あって儀式的にすら見えてくると思うんだけどどうなんだろ ライブだからってひたすら盛り上げよう楽しくやろうってのも一つの指針だけどそれなら曲なんてカヴァーでいいじゃんって思ってしまうのがひねくれてんな 作品として我を通すのが創作するものとしての矜持であってほしいなとライブハウスの客席でぼんやり思った それとは別に生演奏でやる意味とか常々思ってる音楽と料理の共通点とかの話 共通点なんか探せばいろいろ出るでしょっていわれればそれまでなんだけど好きな音楽嫌いな音楽興味のない音楽捨て置けない音楽とかそういう説明しきれないところを近似値から見出してくってのもなかなか面白いんじゃねえかなってそういう人いねえかな ありきたりすぎて今更なんかね 一番売れてる曲が一番いいなら一番うまいものはカップ麺だみたいなののもっと込み入った風のをよ 単純に嫌いな曲は苦手な食べ物とか今はそれ食う気分じゃねえんだよなとかそういうのからでいいんだけど