モダンポリリズム講義メモ19
第35回をこれから見るんだけどいやしかし先はなげーな
第35回
・SeasonIV 「5」ゲット以降の世界
・やや「今ジャズ」がらみ
・ロバートグラスパー「black radio」が2013年
・今ジャズ=ネット的な言葉遣い
・ポストモダンジャズという語彙
・sam crowe「towards the centre of everything」から「circle」
・「5」へのトライと「5」へのエラーが同時に発生している
・トライ(アレンジメント・作曲)*クロス志向ではない(5連、5拍子をオーガニック志向、ヒッピー感?)
・注:ヒッピー感は価値観の一つでディスりではなくヤリマン感巨根感童貞感などと同列(笑)とのこと
・エラー(アドリブに限界:壁がある)
・作曲からは5拍子の情報がない(4拍子5連が強く出る)
・アドリブになると5拍子になっている(1拍を4連でやるボキャブラリーしかない状態でやっている)
・ソロで使われているフレーズがオーセンティックなもの つまり4単位のもの(5の言語になってない)
・5でできるプレイヤーは世界的にみても絶無(当時) できるとしたら日本人が得意だがそれはまた別の話
・バロック初中期(コードの生成ほかジャズのルーツのひとつともいえる)以降音色も話声も爆発的に発達した
・が オーセンティックなフレーズに関してはそれがない
・ごく稀な例外があり よくある話であるが超有名人 それがマイケルブレッカーとウィントンマルサリス
・ふたりのポリリズムはいまだ咀嚼されていない(ので救い上げなければならない)
・リズム構造のポリリズミックなものはここまでの講義をみていれば組むことは可能なはず
・下部構造としてのリズム は作れるようになっている が上がポリ化されていない
・アドリブは和声の進行・メロディーもあるがリズム感がないと駆動しない
・今新しいリズムに対応したアドリブラインを引けるのは新しいリズムが体内にある奏者に限られる
・坪口昌恭のヤバさ(自由自在ぶり わからない人にはなにがすごいかもわからない)
・基本4だがそれを分割する能力がすごい(second report from iron mountain のcircle/lineを聞こう)
・ところが
・これを軽々と飛び越えているものがある それがRAP
・最初は遊び、おもちゃだと思われていたもの
・そもそもジャズもストリートのもので現在大学での教育対象になった(同じようにラップもそうなるかもしれない)
・現状ジャズが無教養ではできないに近い
・RAPの可能性をアドリブに転用することもできるのではないか
・上部構造の改革はコスパが悪い
・次回RAPの文字数と意味との縛りとの関係性とアドリブへの転用可能性
今回めちゃくちゃ面白かったな