tricotの新曲がそりゃもういい

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前から気にはなってたしちょいちょい聴いてはいたけどハマれてなかったのが今回の曲はすんごいこれ ここ数日こればっかり聴いてる ttngとかとツアー回ったなんて情報も見てたけどこりゃもう完全にマスロックの有名どこと遜色ない(曲の良し悪しとかじゃあなくて緻密さの点で) 何よりリードギターがすごい そんでもってアンサンブルが過去の曲と比べても複雑味と一体感がすごいどうしちゃったんだ急に イントロとかchonか?と思うぐらいだし どちらかというとアップテンポめな曲が多い印象だったけどこういうのがガチッとハマるんだな すごく言い方悪いけども出始めの頃はかわいい人らがちょっと奇をてらった曲で人気出たかななんて言ってて けど女王蜂なんかもそうだけど曲の落とし所ができて来たというか常道を取り入れた上で新しいものができてるってのがすんごい ポイントで言ってもサビ前のハウリンググリッチ的なディレイとかなんでだれもやってなかったのかってぐらいの仕組みは簡単なのにもう激エモって語彙消失のアツさがほら コード進行も行ったり来たりの解決しなさが今まで鼻につきそうだったメンヘラみとあいまってこうグッとくる 言えば言うほど野暮というかアホになってしまうな 

書いても書いてなくても

アクセス数は1~3ぐらいでたぶんbot巡回しか来てないことがわかるな 面白い文書が書けるわけでもないし面白そうな記事を書く気力もないから見てくれよ〜ってとこでもないからモチベーションがどうというわけでもないがせめてこれ聴いてる人が他何聴いてるかな あ これもいいじゃんみたいなのがあるといいなぐらいの というかそもそもひたすら聴いて自分用のメモにするつもりだったんだよな まず聴けてない そこからだしそこだけの問題だ 聴いたアルバム全部書いてもいいんだろうけどそれはそれで苦行な気もしないでもないな

ceroの新譜が出たぞ〜〜〜〜!(ちょっと前に)

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apple musicにceroなかったからどうせ入ってないやろって期待してなかったんだけど旧作とともに入ってて小躍り と半月ぐらい前の話題だと自分でももう古い話題だなって思ってしまうな あの名作3rdからの期待は相当なものだったと思うがしかしすごい完成度(月並みすぎる感想) けど全然ハマれねえ 魚の骨鳥の羽根はすごいローテしてるけども ceroの特に3rdのなにが良かったかっていうとこのメロディーがもうとてもたまらなくいいとかの突出したなにかじゃなくて作詞作曲演奏アレンジのクオリティーとディアンジェロやらニューチャプターやらアフリカンポリリズムやらへの目配せ・語彙のクオンティティの両立で総合得点的にってことだと思うんだけど違うんかしら 最大公約数的に多くの音楽ファンの心にフックがかかったというか それらを含めてさっき書いたような要素を含んでて音楽性が高い(この言い回しこそよく使われるけどもなんなんだ音楽性って 半分嘲笑として使われてもおかしくないと思うがいまだに使われる謎の形容詞だ)から聴いておかないと 捨て置けないぞと 気張ってないクールさとで音楽メイニアたちのわかってるぜ欲求にもジャストフィットだったという邪推 各要素の咀嚼と完成度の高さは耳馴染みの良さから一聴だに伝わってくと思うんだけども黒人的クールネスってある意味単調さも持つからある意味での弱さでもあるよなあ そういう意味では2ndのマウンテンマウンテンだとか大航海時代とかのグッとくる アツいアレンジとかメロがねえあれはよかったな どっちを繰り返し聞くかとなると3rdからの曲だったりするのがまた難しいんだけども それはそうと普通こういうサウンド重視してますよ系のバンド(ひどい言い草だ)って歌がうまくなかったり無個性めだったり(決してWONKとかD.A.Nの悪口ではない)するんだけど高城氏の声は特徴もあってちょっとした危うさもあって魅力的(古谷徹氏と声似てるとずっと思ってるんだけど気のせいかしら) なんにせよ作品とかバンドに対する期待ってのは厄介なもんだなと どうしてもこういうバンドには変化を求めてしまったりそれは完全に自分のせいなんだけども 

 

POLY LIFE MULTI SOUL (通常盤)

POLY LIFE MULTI SOUL (通常盤)

 

 

ONJQ復活!

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ONJQに類家心平が加入して復活とな! まだジャズがほんとまったくわからん頃にハマったけどあとあと聞くとほんと異端な音だったのね 異端の正統をやっていこうってコンセプトだったようなだけど 当時20年近く前か 大友菊池がアイドルでふたりの音源やら文章やらをまだ細いインターネットで探したりしたっけ(そこまで熱心にじゃあなかったけども) なんで聞き始めたんだっけかな あの頃boredomsも音源あんま出さなくなってなんかアングラなもの聞きたいなって聞き始めたんだっけかな かなりうろ覚えだ studio voiceにかなり頼った記憶 今日はもう眠いからあとで思い出したりして懐かしさに浸ろう

音源探しマン

どれだけの名曲に名盤に名演に出会ってもまたさらにもっと聞きたくて聞きたくてしょうがない そんな人もだいぶすくなってる印象(もともとそんないたか?)だけどもやっぱり音楽制作の人とか評論のひとはもちろんブログやってたりするひとらもものすごい聞いててすごいなあと 自分もそんな末席にいてみたいな という願望はあるんだかないんだかただとりあえずいい曲聞きたくて探してるわけだけどもほんとみなさんどうやって音源探してるんでしょうね 金ないおじさんはapple musicにだいぶ助けられてる感があるけど 金がないなら足と時間を使うしかねえか ここ見てる人がいるならもうちょっと盤の紹介とかするとき検索でもしてプロフィールやらも併記した方がいいんだろうけど とりあえずなんか自分の好みも定まってくとああこういう地域のこういうジャンルは自分的には地雷だなとかそういう勘だけは育ってる気もする それでいいのか?

boredoms「super roots6」

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ここ数日はなんかキワモノが聞きたくて「エクストリーム バンド」とかで検索して音源探してたけどもどうもそれがよくなかったのか陰鬱な気分に ノイズとかなんとかコアみたいのは大学時代にそれなりに通ってきたからどうも既視感ですごいことやってる!うおおおおお!ってなれないな それにしても一番音楽を熱心に探してる時にネットもそれなりの発達して且つ雑誌も元気で面白いのが紹介されてたし景気がよかったんだろうなあ今よりは二十年近く前になるのかまじか そりゃ平成も終わるわ ノイズの話で思い出したけど最近もまだノイズバンドとかっているんだろうか 非常階段があんなに元気じゃ後進がやることなくなっちゃうんじゃねえのと思わんでもない メルツバウはここ数年思い出したようにいつ出たのかわからないのを買って聞いてるけどマイペースな感じで もうノイズも音より方法論とかキャラクターあるいはパフォーマンスで現代美術みたいな感じだし(もともとそういう素養だったけども) なんかもっと弾き語りみたいに素朴に雑音を出すとかそういう人もいてほしい 絶対どこかにいるんだろうけど てかジャパノイズ全盛も遠くなりにけりで今もうそういうジャンルがあったことすら忘れられてんじゃなかろうか 一部でネタとして非常階段にメルツバウハナタラシとかマゾンナが触れられるけど パフォーマンス系じゃなくてメルツバウはもっとサウンド的に語られてもいい気がするんだけどなんかかなり軽視されてるような(出しすぎのせいもあるとは思うが) PC導入以降のメルツバウなんかノイズというよりトランスじゃないのかという音のイメージすらある ノイズ?え〜雑音でしょ?みたいな拒否感があるのは結構解せないんだが ノイズなのに音楽なの?ってならんのかえ 別の話書こうと思ったのになんかノイズの方に熱が持ってかれてしまった といったところで今日は自分がノイズに足を踏み入れるきっかけになったであろうボアダムス 実験シリーズスーパールーツを7から買い始めて6で??????となったよき思い出 あんま面白くない音源を漁った後にこれ聞いた時の癒しがほんとすごかった こればっかりは思い出補正なんだろうけども 

モダンポリリズム講義メモ15

30

・「4x5」クロス理解

・ペペトルメントアズカラール「嵐が丘

31

・あなたの1拍5連はどっちか

・↑口で唱えて脳内でカウント=タブラ的(座って叩く)

・↑全身で踊って転化=アフロパーカス的

・↑↑どちらがいい というものではない

・リズム解釈は世代的な隔離もある

 

曲聞いてリズム解釈の回はほんと書くことないな

 

春なのか夏なのか

暑いよもう 昼休み仕事場を抜け出して車で昼寝する勢としてはこの日差しはもうつらいぞ それはそうと葉桜並木にAPOGEEの新譜があうことあうこと 仕事でよく通る道なんだけどわざと通りたくなってしまうようだな APOGEEの好きなとこはシンセを打ち出しながらもバンド感のある楽器の音 音量バランス アレンジ どれも好ましい すごく気を使ってると思う 今回のアルバムもtrack1の「Coral」からEDM風イントロでうわーこのバンドまでEDMかと思いきやそれっぽいフレーズは淡く遠い音像で設置しててそこに生々しいよってぐらいのハイハットからリズム隊の導入でおおこれだよこれやっぱりそうなんだよってめちゃくちゃうれしくなるんだよな アルバムの1曲目ってのがまたいいんだ おれたちはこういう音を出すんだってのを1曲目で表明する これが効くとそのままアルバムに入り込めてしまう number girlの諸アルバムがそうだったように 録音とライブは別物ともいうけど録音に意識が向いてるバンドってのは出したい音のイメージが固まってるってことだしそれがライブにも活きないわけがない 個人的にパーティーチューンで盛り上がるバンドも嫌いじゃないけどうわーって盛り上がって聞くのがあんまり好みじゃないってのもあるけど出したい音が見えてるバンドはその音像と生演奏での拮抗が緊張感あって儀式的にすら見えてくると思うんだけどどうなんだろ ライブだからってひたすら盛り上げよう楽しくやろうってのも一つの指針だけどそれなら曲なんてカヴァーでいいじゃんって思ってしまうのがひねくれてんな 作品として我を通すのが創作するものとしての矜持であってほしいなとライブハウスの客席でぼんやり思った それとは別に生演奏でやる意味とか常々思ってる音楽と料理の共通点とかの話 共通点なんか探せばいろいろ出るでしょっていわれればそれまでなんだけど好きな音楽嫌いな音楽興味のない音楽捨て置けない音楽とかそういう説明しきれないところを近似値から見出してくってのもなかなか面白いんじゃねえかなってそういう人いねえかな ありきたりすぎて今更なんかね 一番売れてる曲が一番いいなら一番うまいものはカップ麺だみたいなののもっと込み入った風のをよ 単純に嫌いな曲は苦手な食べ物とか今はそれ食う気分じゃねえんだよなとかそういうのからでいいんだけど 

今年もしかして名盤多いのか???

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apple musicはじめていろいろ聞くようになったけどとりわけ邦楽のロック部門で名盤が多い気がする people in the boxとかevening cinemaやらAPOGEEやら そこにきて uri gagarnの新譜である 良い どうしてもあのgroup_inouの影に隠れてしまってた感もあったけどこっちもいいんだよな このバンドの良さってのはほんとに説明がしにくい 決してというか全然うまさを聞くバンドじゃないし アレンジがどうとかってじゃないし かといってエモの文脈でもないし洒脱ってわけでもない ただ脱力とも違うけど緊張感が〜というわけでもない どのバンドとも違うって意味で今あるべき「オルタナ」なのかもしれない 長らくart-schoolが日本における正統なオルタナをになってしまってると思ってるけどいつのまにかこのバンドがそういう流れのさらにオルタナティブとして完成してしまって来てるのかもしれない そう完成 なんとも表現しにくい音であるけど完成してるんだよな これ以上でも以下でもない 結実してる 音楽に限らずだけど狙いと音の結実こそ最上の価値の一つであると思うんだけどどうなんだろ あいや結実にしても狙いが面白くなかったらそれまでなんだけど

For

For

 

 

モダンポリリズム講義メモ15

サボりすぎた どこまでいったんだ

第29回

dcprg「構造1」のベースラインとコードのアクセント

・20分音符

・テクノロジーと人力の関係

・5→4 4→3のポリがけ

・5はなまった3

 

中田裕二「NOBODY KNOWS」

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 アルバムタイトルがnobody knowsでリードチューンが正体ってもうニクいなこの色男 あとPVがえろいなちくしょう すごくいいんだけどなんだろうこの物足りなさは すごくいいんだけど バンドのvoがソロ作になってこう感じなかったことがない 椿屋四重奏はかなりワンマンな印象だったんだけども全然そんなことなかったんだな ソロ作ってのが思うに自由度との戦いで自由であるがゆえにベクトルが歌もアレンジもそろってしまうっていう予定調和的な音になりがちなんだろうなあ 制限がされていないがために全部出してくと全部同じになってしまうと言うか メンバーにいないからこの音は出せないなとかこの音は出したくないなとかの軋轢が楽曲の重層を産んでふくよかになってくと思うんだが まあそれもサウンド偏重の聞き方してるからそう聞こえてしまうんだろうが サウンドとソングの違い あるいはグッドとバッドを目指す方向性の違い むつかしい いい歌が聞きたい人にはおすすめ

NOBODY KNOWS(通常盤)

NOBODY KNOWS(通常盤)

 

 

APOGEE「Higher Deeper」

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うおおおおAPOGEEの新譜だああああ!!!!! だいぶ風合いも変わって来たけど根っこのバンド感ある音は残ってるな もともと恍惚な世界観出るバンドだったけどエレクトロニクスのEDM経過っぷりも見るにD.A.Nとかそっちとの接近が というか相互に というより同じ潮流があるな と そろそろコラボものとか外部の血が欲しい気もしないでもないLEO今井とかLEO今井とか いつもアベレージが高くて捨て曲がないなほんと 5曲目までで折り返してA面B面的な変化を感じる 前半5曲の徐々にテンションあげてく畳み掛けすげえいいなあ てか後半のメロウな曲群のなかで白眉が「Future/Past」で内省的な音で大作がちになりそうなとこをうまく4分ぐらいにまとめてるのがすごい ラストがまた軽快になるのがもう一周聞こうって気分にさせてまたいい まだまだ次が楽しみ

 

Higher Deeper

Higher Deeper

 

 

Battle Beast「Bringer of Pain」

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 最近麻雀ばかりしてる時によくかけたのがこれ 前に聞いた時は四つ打ちでメタルでうわなんだバッカで〜って思ってたけど聞いてくといやこりゃかっこいいすごい 曲の幅も広いし 何よりギターソロがあっつい アツくてクサくて速いなら何ももう言うことあるまいよ メタルはそういうもんだけどほんとここは笑ってしまうぐらいクサくて最高 問題は一気に4枚ぐらいまとめてきいてるからどの曲がいいとか覚えられないっていう 自分が悪いだけなんだが 

Bringer of Pain

Bringer of Pain